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  1. 厚木市議会 2020-06-30
    令和2年第5回会議(第1日) 本文 2020-06-30


    取得元: 厚木市議会公式サイト
    最終取得日: 2023-06-02
    トップページ 検索結果一覧 使い方の説明 (新しいタブが開きます) 令和2年第5回会議(第1日) 本文 2020-06-30 文書 前へ 次へ 発言 前へ 次へ ヒット発言 前へ 次へ 文字サイズ 大きく 標準 小さく ツール 印刷用ページ窓表示 ダウンロード 表ズレ修正 表示形式切り替え 単文表示 選択表示 全文表示 発言者一覧に移動 全 96 発言 / ヒット 0 発言 表示発言切り替え すべての発言 ヒット発言 選択表示 すべて選択 すべて解除 1 ◯寺岡まゆみ議長 2 ◯小林常良市長 3 ◯寺岡まゆみ議長 4 ◯寺岡まゆみ議長 5 ◯小林常良市長 6 ◯寺岡まゆみ議長 7 ◯24番 田上祥子議員 8 ◯菊地尚美こども未来部長 9 ◯24番 田上祥子議員 10 ◯菊地尚美こども未来部長 11 ◯24番 田上祥子議員 12 ◯菊地尚美こども未来部長 13 ◯寺岡まゆみ議長 14 ◯1番 高田昌慶議員 15 ◯小野間善雄産業振興部長 16 ◯1番 高田昌慶議員 17 ◯小野間善雄産業振興部長 18 ◯1番 高田昌慶議員 19 ◯小野間善雄産業振興部長 20 ◯寺岡まゆみ議長 21 ◯2番 後藤由紀子議員 22 ◯小野間善雄産業振興部長 23 ◯2番 後藤由紀子議員 24 ◯小野間善雄産業振興部長 25 ◯2番 後藤由紀子議員 26 ◯小野間善雄産業振興部長 27 ◯寺岡まゆみ議長 28 ◯9番 栗山香代子議員 29 ◯小野間善雄産業振興部長 30 ◯9番 栗山香代子議員 31 ◯小野間善雄産業振興部長 32 ◯9番 栗山香代子議員 33 ◯小野間善雄産業振興部長 34 ◯寺岡まゆみ議長 35 ◯18番 高村真和議員 36 ◯小野間善雄産業振興部長 37 ◯18番 高村真和議員 38 ◯小野間善雄産業振興部長 39 ◯18番 高村真和議員 40 ◯小野間善雄産業振興部長 41 ◯寺岡まゆみ議長 42 ◯寺岡まゆみ議長 43 ◯8番 名切文梨議員 44 ◯小野間善雄産業振興部長 45 ◯8番 名切文梨議員 46 ◯小野間善雄産業振興部長 47 ◯寺岡まゆみ議長 48 ◯10番 池田博英議員 49 ◯佐藤 登市長室長 50 ◯10番 池田博英議員 51 ◯小野間善雄産業振興部長 52 ◯10番 池田博英議員 53 ◯小野間善雄産業振興部長 54 ◯10番 池田博英議員 55 ◯寺岡まゆみ議長 56 ◯28番 石井芳隆議員 57 ◯佐藤 明副市長 58 ◯小野間善雄産業振興部長 59 ◯寺岡まゆみ議長 60 ◯9番 栗山香代子議員 61 ◯佐藤 登市長室長 62 ◯寺岡まゆみ議長 63 ◯8番 名切文梨議員 64 ◯菊地尚美こども未来部長 65 ◯8番 名切文梨議員 66 ◯菊地尚美こども未来部長 67 ◯8番 名切文梨議員 68 ◯佐藤 明副市長 69 ◯寺岡まゆみ議長 70 ◯25番 渡辺貞雄議員 71 ◯小野間善雄産業振興部長 72 ◯25番 渡辺貞雄議員 73 ◯寺岡まゆみ議長 74 ◯20番 難波達哉議員 75 ◯山口雅也教育総務部長 76 ◯20番 難波達哉議員 77 ◯山口雅也教育総務部長 78 ◯寺岡まゆみ議長 79 ◯9番 栗山香代子議員 80 ◯山岸ひろみ社会教育部長 81 ◯9番 栗山香代子議員 82 ◯山岸ひろみ社会教育部長 83 ◯寺岡まゆみ議長 84 ◯18番 高村真和議員 85 ◯山口雅也教育総務部長 86 ◯18番 高村真和議員 87 ◯山口雅也教育総務部長 88 ◯寺岡まゆみ議長 89 ◯8番 名切文梨議員 90 ◯山岸ひろみ社会教育部長 91 ◯8番 名切文梨議員 92 ◯山岸ひろみ社会教育部長 93 ◯8番 名切文梨議員 94 ◯佐藤弘幸学校教育部長 95 ◯寺岡まゆみ議長 96 ◯寺岡まゆみ議長 ↑ リストの先頭へ ↓ 最初のヒットへ(全 0 ヒット) 1 ◯寺岡まゆみ議長 ただいまの出席議員は28人で定足数に達しております。  ただいまから令和2年厚木市議会第5回会議を開きます。  先ほど私から表彰状の伝達をさせていただきましたとおり、高田浩議員が議員在職20年以上の功績により、全国市議会議長会から表彰されました。議会を代表いたしまして、心よりお祝い申し上げます。大変おめでとうございました。  この際、市長から発言を求められておりますので、これを許可いたします。市長。 2 ◯小林常良市長 (登壇)おはようございます。ただいま全国市議会議長会から、20年以上の長きにわたる議員としての御功績により表彰されました高田浩議員に、22万4000の市民を代表いたしまして心からお喜びを申し上げますとともに、長きにわたりまして本市発展のために御貢献いただきましたことに、改めて感謝を申し上げます。  これからも「元気あふれる創造性豊かな協働・交流都市 あつぎ」の実現のため、引き続きのお力添えをお願い申し上げ、お祝いの言葉とさせていただきます。誠におめでとうございます。 3 ◯寺岡まゆみ議長 それでは、会議規則第79条の規定によって、第5回会議の会議録署名議員を議長から指名いたします。田上祥子議員、渡辺貞雄議員、松田則康議員にお願いいたします。  議長の諸報告は、お手元のとおりでありますので、御了承願います。  本日の議事日程は、お手元の日程表のとおりであります。  日程に入ります。    ────────────── 4 ◯寺岡まゆみ議長 日程1「会議期間の決定」を議題といたします。  お諮りいたします。第5回会議の会議期間は、本日1日とすることに御異議ありませんか。    (「異議なし」との声あり)  御異議なしと認めます。よって第5回会議の会議期間は本日1日と決定いたしました。  日程2「議案第53号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第7号)」を議題といたします。  提案理由の説明を求めます。市長。 5 ◯小林常良市長 (登壇)厚木市議会会議の臨時開催に当たり、公私ともお忙しい中、御参集を賜り、厚くお礼を申し上げます。  県内に出されておりました県域を越えた移動や飲食店の短縮営業などに対する自粛要請は6月19日に解除され、社会全体が新しい生活様式を取り入れながら、日常生活を取り戻しつつあります。本市においても、新型コロナウイルス感染症の防止を図りながら、地域経済の再活性化に軸足を移した施策展開が求められているものと認識しております。  今回は、市内観光産業への支援をはじめ、避難所や小・中学校、公共施設における感染防止策といった追加の対策を御提案させていただきます。今後も、これまでに培った市民協働を踏まえ、市民の皆様とともに困難を乗り越えてまいりたいと考えておりますので、引き続き議員皆様の御理解、御協力をお願いいたします。
     ただいま議題となりました議案第53号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第7号)につきまして、提案理由を御説明申し上げます。  今回の補正予算につきましては、既定の歳入歳出予算にそれぞれ8億7206万円を追加し、補正後の総額をそれぞれ1121億1941万4000円とするものでございます。  主な内容といたしましては、5月25日に新型コロナウイルス感染症に係る緊急事態宣言が解除されたところですが、次の感染の波を抑止しながら、新しい生活様式を取り入れた市民生活や経済活動の後押しをするため、所要の補正を行うものでございます。  それでは、歳入歳出予算の内容につきまして御説明申し上げます。  初めに、歳入でございますが、国庫支出金につきましては、国の第2次補正予算等に伴い、文化施設の感染症防止対策事業補助金、母子家庭等対策総合支援事業補助金、学校再開に伴う児童生徒等の学びの保障補助金及び学校保健特別対策事業費補助金を受け入れるとともに、子ども・子育て支援交付金を増額するものでございます。  次に、県支出金につきましては、認可外保育施設保育料支援事業費補助金を受け入れるものでございます。  次に、寄附金につきましては、ふるさと納税寄附金を増額するものでございます。  次に、繰越金につきましては、前年度繰越金を増額するものでございます。  次に、諸収入につきましては、学校臨時休業対策費補助金を受け入れるものでございます。  続きまして、歳出につきまして御説明申し上げます。  初めに、議会費につきましては、厚木市議会議員の議員報酬、費用弁償等に関する条例の一部を改正したことに伴い、議員報酬等を減額するものでございます。  次に、総務費のうち総務管理費につきましては、厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正したことに伴い、職員給与費のうち常勤特別職分を減額するものでございます。  また、企画文化費につきましては、文化会館において感染防止に必要な物品を整備するため、文化会館維持管理事業費を増額するものでございます。  次に、民生費につきましては、放課後児童クラブにおいて感染防止に必要な物品を整備するため、放課後児童クラブ運営事業費を増額するものでございます。  また、緊急事態宣言中に登園を自粛した保護者に対して保育料を返還した認可外保育施設を支援するため、認可外保育施設保育料支援事業費補助金を措置するものでございます。  また、国の補助金を活用し、経済的負担が大きい独り親家庭等を支援するため、ひとり親世帯臨時特別給付金給付事業費及びひとり親世帯臨時特別給付金給付事務費を措置するとともに、子ども科学館において感染防止に必要な物品を整備するため、子ども科学館運営事業費を増額するものでございます。  次に、労働費につきましては、アルバイトの収入が減少している市内独り暮らしの学生を支援することで、将来的な市内企業への就労につなげるため、学生就労等支援補助金を増額するものでございます。  次に、商工費につきましては、市内中小企業等の事業継続を支援するため、中小企業応援交付金を増額するとともに、観光業の復興を図るため、観光復興支援事業費を措置するものでございます。  次に、消防費につきましては、避難所において感染防止に必要な物品を整備するため、避難所における感染予防事業費を措置するものでございます。  次に、教育費のうち教育総務費につきましては、厚木市常勤特別職職員の給与及び旅費に関する条例の一部を改正したことに伴い、職員給与費のうち常勤特別職分を減額するものでございます。  また、小学校費及び中学校費につきましては、各小・中学校において感染防止や学習活動再開に必要な対策を講じるため、感染症対策・学習保障等支援事業費(小学校)及び感染症対策・学習保障等支援事業費(中学校)並びに小学校保健特別対策事業費及び中学校保健特別対策事業費を措置するものでございます。  また、食品の調理や加工を行う学校給食事業者に対して、感染防止に必要な設備等購入費の一部を補助するため、小学校給食調理衛生管理補助金及び中学校給食調理衛生管理補助金を措置するものでございます。  また、社会教育費につきましては、郷土博物館の空調について感染防止に必要な修繕を行うため、施設維持管理事業費を増額するものでございます。  以上でございますが、何とぞよろしく御審議くださいますようお願い申し上げます。 6 ◯寺岡まゆみ議長 質疑に入る前に申し上げます。質疑、答弁は簡潔に、議題外にわたりその範囲を超えることがないようお願いします。  なお、議事整理の都合で質疑は1人3項目以内、1項目当たりの質疑は最初を含め3回以内とし、超えるときは各議員の質疑の後で発言願います。  それでは、質疑に入ります。田上議員。 7 ◯24番 田上祥子議員 よろしくお願いいたします。まず15ページです。ひとり親世帯臨時特別給付金についてお尋ねいたします。この独り親家庭は、やはりどうしても経済的基盤が弱いということで、こういうコロナ禍では生活が逼迫して大変な状況にあるということは、本当に多くの方が心配されているところであります。そして、こういう中で、私たち地方議員も、国会議員のほうにしっかりと伝えた中で、5月に自民、公明の国会議員のほうから政府に対して、しっかりとこの独り親家庭への支援の要望をしております。  そういった中で、厚木市は、もう既に独り親家庭への応援給付金を実施しているわけですけれども、今回のこの国のひとり親世帯臨時特別給付金の概要と、厚木市ではその受給対象者がどのぐらいいるのかをお聞かせください。 8 ◯菊地尚美こども未来部長 ひとり親世帯臨時特別給付金の概要ということでございますが、これは新型コロナウイルス感染症の拡大によりまして、子育てと仕事を独りで担う低所得の独り親世帯については、子育てに対する負担の増加や収入の減少など特に大きな影響が生じていることから、こうした世帯を支援するために臨時特別給付金を支給することになったものでございます。  支給の対象者としましては、まず3つの区分がございます。それは1つ目が、令和2年6月分の児童扶養手当の支給を受けている方、これが児童扶養手当受給者の分でございます。また2つ目に、公的年金給付等を受けていることによりまして児童扶養手当の支給を受けていない方、公的年金給付等の受給者、この方たちが2つ目の対象です。また3つ目としまして、新型コロナウイルス感染症の影響を受けて家計が急変しまして、直近の収入が児童扶養手当の対象となる水準に下がった方、家計急変者。この3つの項目の方たちが対象となります。  支給額ですけれども、1世帯に対して5万円、第2子以降いらっしゃる場合には1人について3万円が支給される。ここが基本給付として給付される部分でございます。それに追加の給付がございまして、それは、先ほど申し上げた1番目の児童扶養手当の受給者と公的年金給付等の受給者のうち、新型コロナウイルスの影響を受けて家計が急変して収入が大きく減少しているとの申出があった方については、さらに5万円の追加支給がございます。  あと、対象者の数ということでございますが、厚木市の対象者の見込みとしましては、基本給付部分につきまして1900世帯。内訳としましては、児童扶養手当の受給者が1670世帯、公的年金給付等の受給者が30世帯、家計急変者が200世帯、あと追加給付の部分が1700世帯を見込んでおります。 9 ◯24番 田上祥子議員 今回のこの国の給付金は10分の10の補助ということであります。そういった中で、厚木市でやっていただいた給付金は本当に児童扶養手当の受給者に限ってということだったのですけれども、でも、それも本当に早く実行していただいて、独り親家庭の方たちは大変喜んでいらっしゃいます。  今回、国のほうでは対象が少し広がりました。そういった中で、今、こども未来部長が言っていただきましたように、児童扶養手当の受給対象になっていなくても給付される場合があるということであります。こうなりますと職員の事務は相当煩雑になろうかと思いますが、しっかりと対応していただきたいことを要望したいと思います。  また、その児童扶養手当の受給資格がない方についても、しっかりと調査をすることも大事かと思っているのですけれども、例えばそういった中で、公的年金等の受給によって児童扶養手当の支給対象となっていない方は分かるのですが、もっと特殊なケースもあります。例えば、現在、離婚調停中で、裁判所からなかなかそういう証明を頂けない方もいます。そういった方たちも実態は独り親で、子育てを独りで担っている大変な家庭。そういった方もいらっしゃいますが、そういった方たちはこの3番の給付要件に当てはまるものなのか、お聞きいたします。 10 ◯菊地尚美こども未来部長 基本的に受給資格がない方を対象にしているものではなく、受給資格、児童扶養手当の要件に当てはまる方が対象になるというのが基本的にございます。離婚調停中の方というのは、まだ離婚が確定していない、独り親であるということにはなっておりませんので、まず第1段階としては対象にはなりません。  この制度ですけれども、令和3年2月末まで申請の受付期間がございます。その間に例えば離婚が成立した場合には、申請の手続をしていただきまして、その後の所得の状況等によりまして水準が児童扶養手当の範囲内に入るということであれば支給の対象になるという制度でございます。 11 ◯24番 田上祥子議員 そうなのですよね。今回、申請期間が令和3年2月28日で、支給は3月31日まで給付されるということだと思うのですけれども、そういった中で、ほぼ1年間、そこまでの猶予があるから、それまでに離婚が成立して独り親になれば対象になりますよということなのですが、このひとり親世帯臨時特別給付金の目的は、先ほど市長がおっしゃっていた、子育てを独りで担っていて、家計が逼迫した大変な方への支援を目的としていると思うのです。  例えば厚木市のこのたびの定額給付金事業は、厚木市独自で、4月28日から5月31日までに出生した新生児まで支給対象としています。また、今年4月から、第1子からの紙おむつの支給事業が始まっているのですけれども、その第1子に対して厚木市は、児童扶養手当を受給しているゼロ歳児のいる家庭まで拡大していただいております。そういったところから、本当に子育ての支援を厚木市としてしていただいている、子育て日本一を目指しているという姿勢がよく分かるのですけれども、この独り親家庭に対しましても、実質、独りで子育てを担っている家庭に対しては、今回、事業費が出ておりますが、委託をせずに職員の方たちで対応していただけるということなので、しっかりと窓口でそういった状況を聞いていただいて、離婚の見込みということであっても、実態が独り親家庭ということであれば、ぜひ申請の対象にしていただいて、検討をしていただきたいと考えますが、そういった検討の余地はありますか。 12 ◯菊地尚美こども未来部長 この国の制度につきましては、要件が児童扶養手当の支給に該当する方、先ほども申し上げましたが、基準に該当している方でございます。似たような状況の方はそれ以外にもいらっしゃるとは思うのですけれども、ある一定の明確な基準を定めていないということで、市民の方に対して不公平感や混乱を招くことも考えられますので、この部分につきましては、児童扶養手当の対象者、離婚が成立している方を対象と考えてまいりたいと思っております。  離婚が成立していない方でも対象となるケースもございますが、それに関してはごく限られた要件となっておりまして、例えばDVによって保護命令が出されている方であったり、あと配偶者の方が拘禁されていて1年以上たっているとか、そういったごく限られた条件については離婚が成立していない場合でも対象となっております。ですので、窓口等でその方の事情をよく聴き取りまして、その要件に当てはまるかどうか確認させていただいて、本来支援を受けられるはずの方が受けられないということがないように、きちんとした案内を行ってまいりたいと思います。 13 ◯寺岡まゆみ議長 高田昌慶議員。 14 ◯1番 高田昌慶議員 17ページ、厚木市の学生就労等支援補助金ですが、想定の量を超えた申込み、対象大学の拡大などの結果で補正とお聞きしています。もう少し詳しく教えていただけますか。 15 ◯小野間善雄産業振興部長 まず、今回6000万円を補正させていただく理由でございますけれども、5月29日から申請の受付を開始させていただきました。当初想定していた申請件数を大幅に超えている状況で、今回、補正予算にて対応させていただくものでございます。  具体的には、特に要は申請件数の増加が理由でございますけれども、まず、市内5大学に加え市外2大学にお伺いしていろいろ周知をさせていただいたところ、まず、全ての大学で学生専用ポータルサイトに載せていただいた中で、対象となる学生にほぼ周知できたのではないかと考えております。また、市内の専門学校にもお伺いをいたしまして、学生の方に周知をいただきますようお願いさせていただきました。このようなものが増加の理由だと考えられます。 16 ◯1番 高田昌慶議員 すばらしい対応だったと思います。  冒頭、市長からの説明にもありましたけれども、これは関連質問ですが、地域経済再活性化、コロナに負けない!あつぎ中小企業応援交付金でこういうパンフレット(資料提示)もありますが、こちらの申請が今日までなのです。コロナの影響はまだ続いておりますので、私も地域回りをする中で、まだ申請できていない事業者が何人もいたのですね。こちらの制度自体を変えろと言っているわけではないのですけれども、ぜひ延長をお願いしたい。いかがですか。 17 ◯小野間善雄産業振興部長 申請期間の延長でございますけれども、6月30日、本日まで、郵送であれば本日の消印まで有効とさせていただいております。応援交付金につきましては多くの申請をいただいている状況でありますけれども、まず5月15日から申請の受付を開始させていいただきました。この間、様々な方法で周知を図らせていただきました。期間については本日までで約1か月半という中で受付事務を行っておりますけれども、そういう中で周知もほぼ行き渡っているものと考えております。こうしたことから、一部、後から追加させていただいた雇用調整助成金活用のための補助の部分を除きまして、申請期間の延長につきましては考えておりません。 18 ◯1番 高田昌慶議員 さっきの対応はすごくすばらしかったのですけれども、残念だなと思うのです。隣の海老名市、そして大和市は期間の延長をしました。海老名市と大和市は期間延長です。座間市、相模原市は9月末までの申請受付です。これは共に、やはり何とか影響を被った事業者の方々の生活支援をしよう、命を守ろうといった趣旨に基づいてやっていることです。ここでバサっと切るのは、個人事業主とか情報弱者と呼ばれている人たちにまだまだ周知できていない状況があるのですが、どうですか。もう一回お願いします。 19 ◯小野間善雄産業振興部長 先ほどもちょっとお話しさせていただきましたけれども、1か月半の間、様々な方法でこちらも周知をさせていただきました。そういう中で、延長という考えは基本的にはございません。 20 ◯寺岡まゆみ議長 後藤議員。 21 ◯2番 後藤由紀子議員 17ページの観光宣伝事業費増という部分ですが、これは先日の新聞などにも報道されております厚木市版Go Toというふうに伺っています。こちらは、つまり温泉など宿泊施設に宿泊された方、利用された方に5000円のクーポンを発行していただける。1日だけ日帰りで来られたり、駅前などのシティーホテルを利用した方には1000円のクーポン券をお渡しする。また、プレミアム付商品券のようなものだと思うのですが、プレミアム付観光券の販売もあると伺いました。そのほか、プロモーション活動、クーポン券付冊子などを配ると伺っているのですが、これらの対象になるお店、宿泊施設は、厚木市観光協会に所属している企業とか店舗に限られると伺ったのです。  昨日、私、厚木市観光協会に行きまして、名簿を頂いてきました。そちらを確認させていただいたのですが、旅館業とか市内の店舗のほかに、団体名約30件のほか、もしかしたら厚木市内に営業所があるのかもしれないのですけれども、営業所または本社だと思うのですが、市外の住所が書かれている企業が約13件ございました。そういったところも対象になるのかをお伺いさせていただきます。 22 ◯小野間善雄産業振興部長 初めに、対象施設でございますけれども、まず、厚木市観光協会に加盟の市内の温泉旅館9軒、また、ホテル13軒の計22施設がクーポンをお渡しする対象施設となってございます。また、プレミアム付観光券を利用できる事業者につきましては、今、後藤議員がおっしゃられたとおり、約170会員のうち100会員程度の店舗でお使いいただけるのではないかと現在考えております。これにつきましては、各会員の方々に手を挙げていただいて、実際に観光券を使うことができるよう手続が必要になります。それが今想定しておりますのが約100店舗でございます。  なお、厚木市観光協会に加盟されている市外の会員のお店で使えるのかというところにつきましては、詳細がまだ若干詰め切れていないところがございますので、今後、観光協会と相談させていただきながら、詰めさせていただきたいと考えております。 23 ◯2番 後藤由紀子議員 そうしますと、まだ詳細がはっきりしていないということだと、今、私は認識させていただいたのですが、その中で、私が調べた限りでは、観光協会に所属していないホテル・旅館業というのは多分ほとんどないように思ったのです。ただ、例えば居酒屋であったり、焼肉屋であったり、菓子屋とかそういった店舗、小売とか飲食店業の会員のお名前もございます。ほかにも観光協会に加盟されていない類似の店舗とかも多くあるのではないかと思うのですが、そこは対象外になってしまうのですか。お願いします。 24 ◯小野間善雄産業振興部長 今回の事業につきましては、コロナ禍で低迷している観光産業を支援させていただくのが第1の目的でございますので、あえて観光協会に加盟されている店舗に限らせていただきたいと思っております。といいますのは、利用店舗が増えるほど店舗側への支援が薄くなるという側面もございますので、そういった意味からも、今、積極的に利用店舗を広げる考えはございません。  なお、100店舗といいましても様々な業種がございますので、決して不便なものではないと、こちらとしては認識しているところでございます。 25 ◯2番 後藤由紀子議員 私が心配しているのは類似業者です。類似業者とは変な言い方ですね、同じような業態の仕事をされていて加盟されていない方から不公平感が出ないかということです。あと、そうであれば、予算があることですので、確かにそれを手広く裾野を広げてしまうと、1店舗当たりの給付の額が少なくなってしまうと意味をなさないというか、効力を果たせないというところもあって、その線引きのためにこういった協会にお願いしまして、その協会の会員というふうになっていると思います。  仮に、この報道や議案を見た人が、今後、観光協会に入りたいと言った場合には、速やかに観光協会に入ることができるのでしょうか。最後の質問にさせていただきます。 26 ◯小野間善雄産業振興部長 今回の制度は観光協会の加盟店に限らせていただいているとお話しさせていただきましたけれども、ぜひこれをきっかけに観光協会に加盟されて、対象店舗になっていただくことは当然可能でございますので、ぜひそういう店舗がいらっしゃいましたら観光協会に加盟いただければ、大変喜ばしいものと考えております。 27 ◯寺岡まゆみ議長 栗山議員。 28 ◯9番 栗山香代子議員 今の話なのですけれども、国の第2次補正予算でGo Toキャンペーンが出ましたが、今回は市の単独の制度ということですが、国のほうの制度とこちらの制度を一緒に使えば大変な割引といいますか、ただで行けるのではないかと思うような状況なのですが、こちらの制度と国の制度との関わり、それからこの制度に至った、市単独としてこの制度をつくった経過はどのようなものなのか、お伺いいたします。 29 ◯小野間善雄産業振興部長 基本的に、他の助成制度、現在のところ国のGo Toキャンペーンの割引とか、あるいはまた本市のシルバーチケットでの御利用、プレミアム付観光券も含めて、併用いただくことは可能であると今考えております。  また、今回の制度に至った経過でございますけれども、新型コロナウイルスの感染拡大に伴う国の緊急事態宣言以降、外出の自粛、また移動の制限の中で、本市の観光産業においても大きな影響が及んでおります。こうした中、厚木市観光協会から5月20日に、新型コロナウイルス感染症拡大に対する市内観光業への支援に関する要望書の提出をいただきました。その意見交換の中で観光業界の窮状についてお話しいただくとともに、今後の地域経済の活性化に向けた支援策について意見交換をさせていただいたような経緯がございます。本市といたしましては、こうした要望、経過を踏まえまして、観光協会、また、観光関連事業者の方々の御意見とか調整なども踏まえまして、今回の事業を計画させていただいたような経過でございます。 30 ◯9番 栗山香代子議員 ここで仮に議決いたしますと、いつからになるのかをお伺いしたい。と申しますのは、国のほうは、このGo Toキャンペーン、特にこのGo Toトラベルキャンペーンについては、新型コロナウイルス感染症が一定収束をした後にということで、たしか出していたかと思います。市はどのような時期を目標にしているのでしょうか。あと、キャンペーンの期間、その辺はいかがでしょうか。 31 ◯小野間善雄産業振興部長 国のGo Toキャンペーンにつきましては、現在のところ、8月からの実施を予定されていると聞き及んでおります。市につきましても、できるだけ国のGo Toキャンペーンと合わせた時期に実施をしてまいりたいと思います。具体的には8月でございます。これに関しては様々な準備もございますので、8月を目標に準備をしてまいりたいと考えております。  あと、キャンペーンの期間でございますけれども、特にクーポンにつきましては、2か月ほどの配付を予定して予算を積算させていただきました。また、実際そのクーポンがいつまで使えるのかということですけれども、プレミアム付観光券も含めて、お正月も含めた中で、1月末までの利用を現在のところ考えております。 32 ◯9番 栗山香代子議員 新型コロナが発生して、市内の観光業者から、もう支払いのほうが大変でとお聞きしました。先ほどお話がありましたけれども、生命保険を解約して払わなければいけないという本当の窮状、そんな話もあちこちでお伺いしております。  今回、国のGo Toキャンペーンと別個で市の単独でできて、それも一緒にできればかなり割安になるということかと思いますけれども、それを本当に市民の皆さんに周知をして、特に市内の再活性化を図っていく効果については、どのようにお考えの上でこれを出したのか、お伺いいたします。 33 ◯小野間善雄産業振興部長 まず、周知の方法につきましては、今回、メインターゲットは市民の方、そしてさらに広げて県民の方にしております。そういう中で、広報あつぎとかホームページはもちろんなのですけれども、あとは各利用施設のホームページ等。さらに周知としましては、神奈川県内で特にこちらのほうに足を運んでいただけると思われるような公共交通機関、特に小田急線、相鉄線沿線でのキャンペーンも含めたPR、さらに沿線のタウン紙への掲載、そういう中で集中的にターゲットを決めて皆様にお知らせをして、厚木のほうにお越しいただきたいと考えております。  それによる効果でございますけれども、実際、特に温泉旅館につきましては、足を運んでいただいている方は、神奈川県民が非常に多うございます。今回のGo Toキャンペーンと合わせると、先ほども、ほとんどお金を払わずに泊まれるのではないかと。今回そのぐらいインパクトがあるような事業でございますので、これをきっかけに、今まで厚木にお泊まりになられていない方、来られていない方に厚木にお越しいただいて、近くにこういういい施設があったんだ、温泉があったんだということで皆さんに知っていただき、さらに、そこでお渡しする5000円、あるいは1000円のクーポンを使って市内の観光協会加盟の店に足を運んでいただくことで厚木の観光資源を知っていただく、要はリピーターになっていただきたいという思いで、厚木の観光産業が活性化すれば大変喜ばしいことだと思っております。 34 ◯寺岡まゆみ議長 高村議員。 35 ◯18番 高村真和議員 関連で観光復興支援事業費についてお尋ねいたします。まず最初に、今回で補正は4回目になりますか、産業振興に関して手厚い支援をしていただきまして、改めて感謝申し上げたいと思います。  それで、観光復興の件で先ほどから幾つか質問が出ておりますが、今回の販売方法について御説明をお願いしたいと思います。 36 ◯小野間善雄産業振興部長 プレミアム付観光券の販売方法という御質問でよろしいかと思いますけれども、今回、プレミアム付観光券につきましては、厚木市観光協会がアミューあつぎで営業しておりますアンテナショップあつまるでの販売を考えております。さらに、人の手配とか運用面で対応できるようであれば、販売箇所を増やすようなことも考えております。 37 ◯18番 高村真和議員 私がちょっと心配しているのは、まず最初からしていただいている中小企業応援交付金につきましては、窓口の対応をせずにインターネットと郵送ということで、できるだけ窓口での対応をしないようにということで3密を避けるといいますか、感染リスクを下げるということでやってきていただいていると思います。10万円の給付金についても同じですね。そういう意味では、今回、アミューあつぎで観光協会が窓口対応ということになると、かなり多くの方が殺到する可能性もあると。今回、特にプレミアム率が非常に高い。100%ということで、Go Toキャンペーンも合わせるとほとんど無料で使えるということになりますと相当の方が来られる可能性があって、その辺のリスクが1つ。  それともう一つは、今回、ほかの市の場合は市民と在勤在学の方に限っている市が多いのですけれども、厚木の場合は県内であればほかの市の方でも利用できるということで、ほかの市の方もかなり来られるということになると感染リスクもありますし、それと同時に、ほかの市の方に多く利用していただきたいのはやまやまなのですが、そこにまた多くの方が集まると、今度、逆に市民がこのクーポン券を買えないというようなことが起きないか心配しております。予算もある程度限られた中でということになりますと、窓口の過密状態と、同時に市民が買えないということにならないように、その辺についてのお考えをお伺いしたいと思います。 38 ◯小野間善雄産業振興部長 プレミアム付観光券につきましては市民の方への販売を中心に考えておりますことから、先ほどもお話しさせていただきましたけれども、あつまるにぜひ足を運んでいただいて、あつまるをまず覚えていただきたい、さらにリピーターになっていただきたい。そのような思いから、あつまるに最終的にはお越しいただきたいと考えております。  なお、購入の方法につきまして、特に川崎市などにおかれましても予約販売等を実施されております。過去には、プレミアム付商品券を先着順で販売した結果、大分お客様に並んでいただいて、御不便をおかけしたような経過もございますので、購入方法につきましては、先着順か、あるいは事前の申込制にするか、現在、一番よりよい方法について検討しているところでございます。こういう状況下でございますので、さらに市民の方優先というお話もございましたけれども、その辺も含めて引き続き検討してまいりたいと思っております。 39 ◯18番 高村真和議員 やはり県内というのもあるのですけれども、市民の方でも市内のよさというか、いろいろな観光とか小売店のよさを知らない方がたくさんいらっしゃるので、まず市民の方に自分たちが住んでいるまちがこんなにすばらしいんだということを分かってもらういい機会にしていただく意味では、市民をある程度優先していただきたいという思いがあります。ですので、例えば販売期間の最初の1週間か2週間は市民に限るとか、予約とかもそうなのですけれども、その後、市外の方も買っていただくのはもちろん結構なのですが、それによってまた3密というか、感染リスクも下がると思うのですね。そういったことも工夫していただけないかと思うのですけれども、いかがでしょうか。 40 ◯小野間善雄産業振興部長 販売方法、また購入方法につきましては、今も御意見をいただきましたので、市民の方も含めて購入いただける方にとって、よりよい方法についていろいろ相談をしながら、これから決定してまいりたいと考えております。 41 ◯寺岡まゆみ議長 ここで10分間休憩いたします。      午前9時52分  休憩    ──────────────      午前10時01分  開議 42 ◯寺岡まゆみ議長 再開いたします。名切議員。 43 ◯8番 名切文梨議員 先ほどの続きで、観光についてお伺いいたします。今回の観光復興支援事業の目的について改めてお伺いいたします。 44 ◯小野間善雄産業振興部長 先ほどもちょっとお話しさせていただきましたけれども、今回、新型コロナウイルスの感染によりまして多くの市内の観光業の方が影響を受けられている中で、観光業の方々に対して支援をさせていただきたいという思いですが、これに当たりましては厚木市観光協会からも現在の状況をお話しいただいて、また、今後、活性化するにはどうしたらいいかというような意見交換もさせていただいた中で、厚木の観光産業を活性化することによりまして当然市内経済の活性化につながるわけでございますので、そういった観点から、今回、事業を計画させていただいたものでございます。 45 ◯8番 名切文梨議員 今回の対象は観光協会加盟店のみということですが、加盟していなければ対象外、そして今後、加盟すれば対象になるとのことでした。こうなると、加盟していない店舗にとっては、観光協会加入促進のために市税が使われる側面があるとも受け取れてしまいます。もちろん観光協会は市の観光行政にお力をいただいているという理由で補助金等も支出していますが、今御説明いただいたとおり、このコロナ禍では、落ち込んだ観光業界への支援の事業ということです。今回は観光業界全体の活性化、そして影響を受けているということを鑑み、広い視野での事業となることを要望いたしますが、いかがでしょうか。 46 ◯小野間善雄産業振興部長 前段の今回の事業を行うことによって観光協会に加盟される方がいらっしゃる、そこに税金が投入されるのはいかがなものかというお話でございますけれども、今回、あくまでも市内の観光業、それはかなり多くの方が観光協会に加入いただいていますが、まずはそこに対して支援をするというのが第一義的な趣旨でございます。  先ほど、これによって観光協会に加盟をされると。当然入っていただければ厚木の観光の活性化のためにも大変いいことなのですが、それは二次的に加盟をいただくというところでございますので、今回そこに関しては適正な税金の使われ方だと思っております。  あと、観光業を営んでいる方で観光協会に加盟されていない方も当然いらっしゃると思いますけれども、今回については観光協会加盟店という中で事業を行わせていただいて、観光協会加盟の部分に関しては努力で会員の増強とかも図っていただいて、今後、観光業に携わっていただいている方には広く観光協会に入っていただく、そのような視点で実施をしてまいりたいと考えております。 47 ◯寺岡まゆみ議長 池田議員。 48 ◯10番 池田博英議員 17ページの避難所における感染予防事業費について伺います。先ほど市長の説明では感染に必要な物品を用意するということで、先日のテレビ報道でも、体育館でテントを使うということで、これはプライベートを守る点や感染予防でも非常に有効だとは思います。これはどのような利用形態を考えているのか。そして、今回購入予定のテントの利用のときのガイドラインとか、あと体育館への配分はどのようになっているのか、お聞かせいただけませんか。 49 ◯佐藤 登市長室長 今回避難所に設置いたしますテントにつきましては、利用形態としては2人で入れるものとなっております。約2メーター真四角となっております。直接段ボール等でやるということも区分けの中でございますけれども、基本的にはお二人で入っていただくような形で利用を考えております。  また、ガイドラインにつきましては、避難所運営マニュアルということになると思うのですけれども、基本的には1メーターぐらい間を空けさせていただいて、テントを張るようなことになっております。あと避難所運営マニュアルということで、感染症対策について、今までにできているものにプラスしていくようなことを考えております。  配付につきましては、基本的には避難所に必要最低限の数、20張りぐらいをベースに考えております。あとは避難者数によってプラスしていくとかいうことを考えて、今は計画をさせていただいております。 50 ◯10番 池田博英議員 ありがとうございました。次ですけれども、先ほど高田昌慶議員のほうで中小企業応援交付金についての質問があったと思うのですが、ちょっと私、勘違いしていたんですが、3億5000万円が追加されたというのは非常にすごいなと。というのは、今、国や県がやっている事業が非常に遅くて不評です。厚木市はこれだけスピーディーにやるということで、私の知り合いの中小企業の人が厚木市をすごく評価されていました。それでまたさらにと思ったのですが、この3億5000万円というのは、要するに、前回6億円を用意したのがオーバーして、どこに3億5000万円が使われるのか、その配分がもう決まっている金額なのでしょうか。その辺をちょっとお聞かせいただければと思います。
    51 ◯小野間善雄産業振興部長 中小企業応援交付金につきましては、本日締切りの内容、またそれ以外にも、まだこの先、締切りがある事業もございます。そういった中で今回見込みを立てさせていただいて、今後申請いただく部分も含めて3億5000万円ということですので、既に現時点で行き先が決まっているというものではございません。 52 ◯10番 池田博英議員 分かりました。それで内訳というのは、3億5000万円のこれぐらいという配分は、もう大体積算されているのでしょうか。 53 ◯小野間善雄産業振興部長 当初6億円の補正予算を計上させていただいた時点につきましては、約1500件の申請件数を見込んでおりました。その後、かなり幅広い事業者の方に申請をいただきました。先週末現在で既に3000件を超えるような状況になっております。そういったものから、おおむね三千数百件という想定を立てまして、3億5000万円を追加で補正させていただいたものでございます。 54 ◯10番 池田博英議員 分かりました。大体これからはっきりしてくるということだと思うので、私のほうは以上です。 55 ◯寺岡まゆみ議長 石井議員。 56 ◯28番 石井芳隆議員 中小企業の応援の件で、ちょっと関連したことでお伺いしたいと思うのですが、今、池田議員から話がありましたけれども、予想をはるかに超える申請があるのではないか、現在も来ているということで、今回3億5000万円の補正予算を組んだということでありますが、これは今月いっぱいの今日までの部分に関してですね。  先ほど高田昌慶議員から、これから延長できないかという話があったのですが、今回の補正は延長できないと。それは理由としても十分分かります。ただ、今の状況でいきますと、この3億5000万円以外にこれからまだまだ続く可能性、それから市内のいろいろな方たちの収入減、いろいろなことがまだまだこれから出てくるかと思うのです。今月いっぱいで終わって、その後の部分を今後考えていく必要があろうかと思うのですけれども、今回の補正との関連でちょっとお伺いします。  次に向けて補正とか申請がさらに増える、それから新しくいろいろな形で出てきた場合に補正という考えをお持ちなのか、そういう検討はされるのか、その辺をお伺いしたいと思うのです。これは部長はなかなか答弁しづらい部分だろうと思うのですけれども、その辺についてのお考え、それから今後のことについてお聞きしたいと思います。 57 ◯佐藤 明副市長 今回、中小企業への支援ということで御審議をいただいているわけでございますが、今、石井議員からお話がありましたとおり、今後というのは、第2波が懸念されている中で、当然次の対策については、その時期を捉えてまた補正をお願いすることが十分考えられると思ってございます。  今の池田議員の御質問、それから高田昌慶議員の御質問の中でも、本日で終わる中小企業の支援金のことについてお話がございましたが、今回3億5000万円でお願いしております金額につきましては、もちろん2週間ほど前の状況から見込みを立てましてこの金額を算出させていただいたものでございますので、今日の締切りをもってどういう体制であるかということは改めて検証する必要があると思ってございます。そういう中でこの後の状況を考えますと、まだまだいわゆる治療薬が発見されるまでの間は、どういう状況になるかは全く予想がつかないところでございますので、早め早めにこの先を読みながら、必要な支援をさせていただこうと思ってございます。  今回の本日締切りとなります交付金につきましては一旦ここで区切りをつけさせていただきますが、家賃補償の期間も月を決めてやっておりました。今後、経済活動も自粛をするような状況になった場合には、同じような考えを持って支援をさせていただく必要も出てくるかと思いますので、先を見ながら、十分検討しながら、また議員の皆さんの理解をいただいて、適切な対応を図ってまいりたいと思ってございます。 58 ◯小野間善雄産業振興部長 あと、石井議員がお尋ねの本日で締切りというお話でございますけれども、先ほど高田昌慶議員のときにもお話しさせていただきましたが、応援交付金の中の一部の事業を雇用調整助成金を企業が国に申請される場合、そのときに活用いただくための支援はまだ引き続き、この先8月まで申請を受け付けておりますので、一部の事業については継続して受付をしてまいります。 59 ◯寺岡まゆみ議長 栗山議員。 60 ◯9番 栗山香代子議員 17ページの災害対策事業費でお伺いいたしますが、避難所における感染予防事業費。避難所運営マニュアルについては、台風が来る前に整えておきたいという話は前にお聞きしておりました。ただ、今回いろいろと、テント等があります、扇風機もあったかと思います。空気の清浄について、これまでは、学校もそうなのですけれども、次亜塩素酸水の噴霧器をかなりいろいろなところで導入していました。ただ、今、市役所本庁舎1階でも使っていませんし、ほかでもちょっと止まっているところがあります。その噴霧器については今回購入しないのか、どのような対応なのか。あと、以前の補正で出されたことについて、どのような状況になっているのか、国のほうがどのような考えでいるのか、それを受けて市がどうであるのかをお伺いいたします。 61 ◯佐藤 登市長室長 今お尋ねの次亜塩素酸水の関係につきましては、6月26日、独立行政法人NITEから、有効性評価結果ということで、今回厚木市が採用しています35ppm以上の濃度があれば有効という結果が出ております。このときには噴霧についての特段のただし書はございませんでした。そういう状況になっております。  現在、噴霧器につきましては、空気清浄機等を検討させていただいているような状況になっております。あと、国のほうにはうちのほうからも、噴霧に関して、どのような形で使えば大丈夫なのかを今確認させていただいている最中になっております。 62 ◯寺岡まゆみ議長 名切議員。 63 ◯8番 名切文梨議員 15ページのひとり親世帯臨時特別給付金についてお伺いいたします。国の事業ですので、支給対象者は国が決めました。その内容については先ほどの御説明で分かりました。そのうちの3番目の家計が急変して収入が下がった家庭は、どのような手順で支給対象者と判断するのか。また、これまで基準以上の収入があったために児童扶養手当の受給ができなかったひとり親家庭へどのように広報するのかをお伺いいたします。 64 ◯菊地尚美こども未来部長 家計急変者の審査ということでございますが、申請していただいた方の2月以降の1か月の収入を12倍しまして、それが児童扶養手当の支給制限以内に収まるかどうかをもって判断するということでございます。  あと、周知の方法でございますが、全般的に周知をするところにつきましては、広報、ホームページ、あとフェイスブック、「おおきくなぁ~れ」等を活用して周知を図ってまいります。申請の受付期限が先ほど申し上げましたように令和3年2月末までとなっておりますので、適宜効果的なタイミングで周知を行ってまいりたいと思っております。  個別の申請の勧奨としましては、児童扶養手当6月分の受給者に対してはデータが活用できますので、個別にチラシを配付いたします。また、追加交付の案内、申請書等も周知をしてまいります。  公的年金の受給者、あとコロナウイルス感染症を受けた家計急変者という今おっしゃった部分につきましても、児童扶養手当や厚木市の独り親の施策、ほかにも行っているものがございますので、その対象者として把握している情報を活用するなどして、案内チラシ、申請書等を送付し、申請の干渉を行っていきたいと思っております。また、8月に児童扶養手当の現況届というのもございますので、そういった部分も利用して周知を図ってまいりたいと考えております。 65 ◯8番 名切文梨議員 児童扶養手当を受給していない御家庭については、もしかしたら市のほうでもデータがないということもあるかもしれません。今いろいろな広報の手法をお伺いしましたけれども、その中の一つとして、小・中学校の児童・生徒に対してのお便りというのも今後検討していただくことを要望させていただきます。とにかく漏れがないようにということで、できる限りの手を尽くしていただきたいということを要望させていただきます。  市のひとり親家庭等応援給付金は児童扶養手当受給者のみとしていますが、国と同様に、公的年金等を受けているため児童扶養手当受給対象外となっているケースや、また、今御説明いただいた、収入が基準以上のため児童扶養手当受給対象外となっていても、収入が基準以下になったケースで給付対象となった場合は市の施策も給付対象とするのか、今回の補正に関連して確認をいたします。 66 ◯菊地尚美こども未来部長 今お尋ねの件でございますが、厚木市では、さきに新型コロナウイルス感染症の拡大を受けている独り親世帯を支援するために、国に先駆けまして、市独自にひとり親家庭等応援給付金を支給することにいたしました。こういった取組が全国でも各自治体で広がっている中で、国で今回の2次補正で、ここで挙げさせていただいた低所得者の独り親世帯への追加的な給付、全国一律の制度でひとり親世帯臨時特別給付金を決定したという経過でございます。こうした経緯から、市の給付金と国の給付金の支給要件というのは異なってまいりますので、給付内容の全てを同一にするような考えではございませんが、国の給付金のうち、公的年金等を受けているために児童扶養手当の支給を受けていない方というのは、独り親であって、児童扶養手当受給者と同じように独りで家計を支えているような状況にございます。その方について年金額でのみ判断をされておりますので、所得額によって受給が可能なのか、そういったところを判断して決定していくということを考えております。そういった国の今回の施策を踏まえまして、厚木市のひとり親家庭等応援給付金の対象者として、年金の受給者の部分については拡大していく考えでおります。  あともう一点おっしゃっていた家計急変者でございますが、その部分は、市として単独で考えましたひとり親家庭等応援給付金というのは、基本的な考え方として、児童扶養手当の受給者を対象にという制度で考えております。拡大した部分というのは、年金受給者にその考えを当てはめて、制限内に収まるかどうかというところで判断して、その対象を拡大したということでございます。  本市では、新型コロナウイルス感染拡大の前から、独り親家庭の支援も含めまして、市独自で様々な子育てサービスを展開しているところでございますが、今後、感染症の第2波なども懸念されている中でどのような状況になるか、コロナウイルス感染症の影響というのを十分注視しまして、独り親家庭という対象者だけでなく、幅広く全ての子育て世帯、子供たちのために本市で何ができるのか、そういった支援、課題等について様々な視点で考えてまいりたいと思っております。 67 ◯8番 名切文梨議員 市も国と同様、遺族年金等の受給者も所得で線を引いた上で対象としていただけるということで、この点は安心をいたしました。ありがとうございます。  また、今後は、独り親家庭に限らずに子育て全般で、その経済的に困難ということに目を向けていただけるということで、この点もありがとうございます。  一方で、収入が下がって経済的に厳しい独り親家庭の存在がもう判明している、判断できている、その上で対象外のままとするのはいかがなものでしょうか。第3回会議でこども未来部長は、児童扶養手当受給者は、経済状況等の審査が済んでいるので、ひとり親家庭等応援給付金の対象者の条件としたと説明されました。今回の補正では、コロナの影響で収入が児童扶養手当受給者と同じ基準まで下がっている、経済的に厳しい独り親家庭と判断した上で国の給付を決めるわけです。市の給付事業も同様に対象とすることは、こども未来部長が心配されていた、対象が曖昧になり市民が混乱するわけでもありませんし、事実婚や同居の親族の収入を新たに調査する必要もありません。再三申し上げていることですが、市の給付金も今回の給付金も、対象を収入で線引きをする形に少しでも近づけていただきたい。そして、今回のこの補正はいい機会です。それは副市長がおっしゃられた、税金をどのように使っていくかという務めの一つではないでしょうか。  コロナの影響で経済的に厳しくなってしまった独り親家庭に給付することは、説明のつかないことではありませんし、納税しているほかの市民が疑問に思われることはないと考えます。今回の補正により、新たに対象となる世帯へ市の給付金も合わせることを検討していただきたいと思います。いかがでしょうか。 68 ◯佐藤 明副市長 以前にも御質問をいただきまして、公的年金の部分についてお話をさせていただいて、それの対応につきましては、こども未来部長がお答えしたとおりでございます。国を十分注視した後で対応させていただきまして、これは全ての対象となる方を市が把握しているわけでもございませんので、国の期間に合わせまして来年2月まで周知を図りながら、申請の期間を延ばさせていただきました。ぜひ議員にもPRに御協力をいただければと思います。  それと今御説明を申し上げましたとおり、家計急変者については、今回、市が独自で行っております独り親への支援の制度設計の中には含んでございません。先ほどの中小企業への支援金のときにも申し上げましたが、このコロナの影響というのはこれからどういう形で進むか分かりませんし、また、いろいろな経済の状況、家計の状況が変化するそのスパンも不明瞭なところでございます。来年度の予測も、予測の範囲を超えることがなく今のところは不明であるという状況でございます。今回の補正に合わせてということで今御提案をいただきました。制度としましてはこども未来部長の説明のとおり進めさせていただきますけれども、今後も引き続き、常に状況を見ながら、必要な支援は続けてまいりたいと思ってございます。 69 ◯寺岡まゆみ議長 渡辺議員。 70 ◯25番 渡辺貞雄議員 まず冒頭で、6月5日の一般質問の中で、Go Toキャンペーン、そして対応について早速の提案をいただきまして、本当に感謝申し上げます。ただし、この予算だけで足りるかどうかもまだまだ疑問でございます。観光業というのは幅、裾野が広い範囲でございまして、飲食店、あるいはホテル、旅館とございますが、今、交通関係も非常に逼迫している。特に観光バス事業者等、あるいはタクシーも同じくでございます。その裾野の広い観光産業の皆さん方にどう手当てをしていくか、これは今後の課題になると思いますので、ぜひ柔軟な対応をしていただきたい、そういう思いで質問をさせていただきます。  昨日発表されたクーポン券の話もそうですし、テントの話もそうです。今日、新聞に報道されておりますが、事細かに書いてございます。こういう内容の周知もぜひしっかりしていただかなければいけないのですが、これから採決をするわけです。我々は反対するつもりも一切ありませんし、これを今後どのように活用していくのか、また、予算取りをどうやっていくのか。  この中に書いてある中で、大型イベントが中止になった予算をこちらに振り向けるという報道もございます。そのイベントで損失を受ける方々、事業者も多くありますので、この辺の手当ても当然していかなければいけないというのが今後の話だと思います。イベント中止というだけで物事を片づけるのではなく、そのイベントで得る方がたくさんいるということもぜひ御認識をいただいて、今後の対応をしていただきたいという思いでございます。ぜひ御意見があればお話をいただきたいと思います。 71 ◯小野間善雄産業振興部長 我々、あつぎ鮎まつりにしましても、あつぎ国際大道芸にしましても、今回はこういう状況の中で、やむを得なく中止の判断をさせていただいたものでございます。決してそれで終わりとは私たちも思っておりません。それによる経済波及効果は、場合によっては多ければ10倍というようなものもございます。今回、イベントによって経済波及効果を受けられる事業者の方への思いも我々も考えた中で、今回、この観光の事業につきましては計画させていただきました。常にイベントにつきましては頭の中に入れております。今後、鮎まつり、大道芸は従来と同じ形ではできませんけれども、今回、経済波及効果に及ばなかった部分に関しては常に頭に置きながら、今後の事業について引き続き計画をいろいろ考えてまいりたいと思います。 72 ◯25番 渡辺貞雄議員 ありがとうございます。本当に厚木市民、そして事業者の皆さんはどこが困っているか、これからの話でございます。まだまだコロナ対策は永遠に続く話だと思いますので、皆さん方、事業者の御意見をお聞きしながら、鋭意知恵を絞っていただいて、対応していただくことをお願い申し上げます。 73 ◯寺岡まゆみ議長 難波議員。 74 ◯20番 難波達哉議員 すみません、1点だけですけれども、19ページの感染症対策・学習保障等支援事業費ということで、小学校、中学校それぞれ今回予算が上程されておりますが、今、市内の学校も、ここでようやく日常の学習体制に戻りつつあるように伺っております。そういった中で、せんだって財務部のほうに詳細について確認させていただきましたけれども、迅速にこれを進める中にあって、各学校の校長先生の判断で予算を使えるようなシステムを、国庫2分の1、市費2分の1ということで今回の予算編成と伺っておりますが、この詳細について、どんなものに使っていくのかがもしお決まりでしたら、御説明いただきたいと思います。 75 ◯山口雅也教育総務部長 ただいまお話しいただいたものでございますが、この感染症対策・学習保障等支援事業費の感染症対策といたしまして、例示されているものもございますが、換気を行うための扇風機あるいは換気扇、サーキュレーターのようなもの、あと夏休み期間が短くなりますので、熱中症対策のためのスポットクーラーのようなもの、このような備品と、あと学習の保障という分野では、教材等の購入、あるいはプリント等を印刷するための用紙などの購入、そうした備品、消耗品の購入に充てさせていただきたいと考えてございます。 76 ◯20番 難波達哉議員 それはこれからどのタイミングで予算を各学校に配分していくのかと、あわせて当然学校によって生徒の規模が違うと思うのですけれども、各学校同じ金額を配分するのか、あるいは生徒の数に応じて予算の規模が変わってくるのか、それについてお伺いしたいと思います。 77 ◯山口雅也教育総務部長 基本的に制度といたしましては学校規模で、小規模、中規模、大規模により100万円、150万円、200万円という上限が定められていますので、それを反映した配分の仕方があるかと考えてございます。ただ、実務上では、現在調整中でございますが、基本的に学校のほうには一部配当をさせていただいて、特に備品等は、スケールメリットもございますので、共通して複数校で購入するようなものについては、教育委員会が執行した上で、そうしたものを差し引いて学校へ配当を行っていくということで調整しようと考えてございます。 78 ◯寺岡まゆみ議長 栗山議員。 79 ◯9番 栗山香代子議員 19ページの一番下ですけれども、郷土博物館事業費増でお伺いいたします。施設維持管理事業費増です。郷土博物館については、できて1年たってコロナ禍になって、どうかと思っていましたが、つい先日、5万人でしたか、想像以上に人が来て、愛されている施設になっているというのは本当によかったなと思っていますけれども、ただ、今回のこの3000万円について、具体的にどういう中身なのかということをお伺いいたします。例えば博物館については、普通の施設とは違ったかなりいろいろな対応が必要で、以前も蛍光灯一つについても、普通の蛍光灯の何倍もするような高い蛍光灯を使わなければいけないとか、いろいろあるかと思いますが、具体的な今回の中身についてお伺いいたします。 80 ◯山岸ひろみ社会教育部長 いつもありがとうございます。本補正の内容でございますけれども、こちらは来館される方の安全・安心を守るため、コロナに対応した新生活に対応するよう、企画展示室、基本展示室及びエントランスホールの空調設備の修繕を実施するものでございます。  博物館におけます感染症対策につきましては、各感染拡大予防ガイドラインなどを基に、換気や消毒、また、3つの密にならないように実施しておりまして、ただし、性質上、窓がない展示室の換気につきましては空調機によって行っており、現在の空調設備は、基本的な性能につきましては十分に備えております。  今までも博物館においては常に感染症対策を考えておりまして、この議会でも、今後、第2波が来る、第3波が来る、心配なところがあると今いろいろな点で出ておりましたけれども、そういった中、やはり新型コロナウイルスにつきましてはいまだ解明されていない部分も多いようですが、現在は、高温多湿時に弱く、低音低湿時に活発化するということも一説には出てまいりました。そこで、博物館において、今後につきまして、御来館いただける市民の皆様の健康を守りながら、より一層安心・安全に博物館を見学していただくために、冬期に湿度を一定にすることが望ましいと考えまして、現在の熱換気のみの空調機から、湿度調整もできる機能の高い空調機にするとともに、換気能力も強くなるように、換気用のダクトも含めまして、空調設備の修繕を行っていきたいと考えています。 81 ◯9番 栗山香代子議員 今、基本展示室、企画展示室、エントランスホールなどのお話がありましたが、具体的にどこをどのようにしていくのかというのをお伺いいたします。 82 ◯山岸ひろみ社会教育部長 まず、それぞれに空調機が備わってございますけれども、今、基本展示室は900平米用のものが2つございます。そちらは500平米用を4つ。また、企画展示室は900平米用のもの1つを500平米用のもの2つに、また、エントランスホールは、同じく900平米用のもの1つを500平米用2つ、それぞれ設置いたします。それで少し平米数が多くなりますので、換気能力が強くなるということでございます。  基本展示室は見学スペースと一体ではございますけれども、企画展示室はケースがございます。こちらの換気能力を上げるということは、見学スペースを考えております。といいますのは、企画展示室のケース内の湿度調整は、環境湿度を一定に保つために調湿保存剤で行っております。ケースの中に保存剤を入れまして行っております。必要な湿度は展示物の内容によって変わってまいりますから、その保存剤は設定湿度別に細かく作られておりますので、展示物ごとに調整しております。基本展示室はオープンになっておりますので、天井を見ていただければ、ダクトがそのまま通っているようになっております。  そしてエントランスホールでございます。こちらは窓がございますけれども、やはり空調機がついておりますので、一緒に大きなものにすることによりましてより効果が高められる、有効性が図られると考えて修繕をするものでございます。 83 ◯寺岡まゆみ議長 高村議員。 84 ◯18番 高村真和議員 それでは、19ページの小学校、中学校の給食の関係で質問させていただきます。今、学校で給食が再開されていると思いますが、提供方式が従来の給食というよりお弁当で提供されていると思います。今後どういう形で提供していくのか、その辺について御説明をお願いいたしたいと思います。 85 ◯山口雅也教育総務部長 明日、7月1日からは、配膳の時間数を考慮しまして、副菜のおかずを1品減らした形で献立をつくりまして、それで実施していきたいと考えてございます。また、配膳に当たりましても、セルフ方式、配るのではなくて取りに来てもらうとか、あるいは片づけをするときもグループごとに片づけに来てもらうとか、密にならないように、あと食事中もお話をしないとか、そういったこともガイドラインに沿って進めていきたいと考えてございます。 86 ◯18番 高村真和議員 学校ですと、場合によって感染のクラスターになってしまうリスクがあろうかと思います。子供たちは余り発症しないということで、それでまた家に持ち帰って感染が広がるリスクもあるので、そういう意味で食事のところの対応は非常に気をつけなければいけないのかなと認識しているところです。  それで今回、学校の給食の話もあったのですけれども、授業開始が遅れてしまったということで、夏休み期間を短縮して授業を行うということで、そうすると、その期間もまた給食を提供することになると思うのです。そうしますと、給食の食材とかを提供している業者の皆さんも、夏場の非常に暑い時期に食材を提供するということで、コロナ対策だけではなくて、食中毒の対応も求められているということで、ある業者に聞いたら、そのためにできるだけ短時間に調理したり、提供しなければいけないということで、そのための設備投資もしなければいけないという話もちょっと伺っております。こういったことについても、できるだけ支援していただければという思いもあって御質問させていただきました。  今日ここで即回答はないと思いますけれども、そういう意味ではコロナだけではなくて、夏場の食材提供ということになると食中毒の問題も出てくるかと思いますので、そういったことも御検討いただければと思います。何かあればお願いいたします。 87 ◯山口雅也教育総務部長 学校給食につきましては、日常から、文部科学省の学校給食衛生管理基準、あるいは厚生労働省の大量調理施設衛生管理マニュアルに基づいて実施してございますので、今後もこういったガイドラインに沿って、十分留意をしながら進めていきたいと考えてございます。 88 ◯寺岡まゆみ議長 名切議員。 89 ◯8番 名切文梨議員 先ほどの19ページ、郷土博物館事業費増ということで、その内容は先ほどの説明で分かりました。コロナ感染に対応し切れない換気ということで、3000万円かけて修繕するということなのですが、この建物は開館してまだ1年半しかたっていないわけです。コロナでなくてもインフルエンザ等が毎年流行しているわけで、なぜ修繕が必要な設計だったのかということを説明いただきたいと思います。 90 ◯山岸ひろみ社会教育部長 先ほども申しましたけれども、今までの見学などには基本的な性能が備わっておりますので、問題なく過ごしてまいりましたけれども、展示室には窓がないということで、密閉されているということで、コロナは今も続いている状況でございまして、今後もどのような形になっていくか分からないということで、いろいろ考えた結果、なおさら換気のほうを強くいたしまして湿度も上げるということで考えました。  今までも加湿器で湿度の調整をしておりましたけれども、冬期には40%ぐらいを切っております。一説には50%から60%ぐらいで加湿器の機能が弱くなるという説も出ておりますので、これに対応していくには加湿器が相当な台数必要になるということもございました。ですので、やはりここでそういう調整も一緒にできる、そういう換気ができる空調設備をやりたいと思っています。現在は除湿機も動かしております。現在、夏は除湿機でやっておりまして、冬は加湿器でやっておりますので、その辺は除加湿ができる調整機能に合わせてやっていきたいと考えております。 91 ◯8番 名切文梨議員 私が指摘したかったのは、これが古い建物であるならば分かるのですけれども、まだ新しいということで、しかし、基本的な性能が感染予防の観点からは不十分だったという説明は、やはり指摘をさせていただきたいと思います。セーフコミュニティ認証都市としては、より安全性の高い施設を目指すのは当然のことであります。これによって税も多くかかっているということもありますので、こういったことは今後に生かしていただきたいと思います。 92 ◯山岸ひろみ社会教育部長 こちらのほうは、今まで不適切な対応だったとは考えておりませんで、今後が分からない新型コロナというところがございます。それに併せて、市民の皆様の命を守るため、安全に博物館を見学していただくため、やはり展示室などは、今は入場制限などもかけておりますが、長時間いていただくことも多いし、そこできちんと学習もしていただきたいと考えております。そこで皆様の安心・安全を守るために、より一層皆様に愛される安全な博物館になるために、こういった処置を取らせていただきたいと考えております。 93 ◯8番 名切文梨議員 分かりました。どうぞよろしくお願いいたします。  同じく19ページの小学校の感染症対策・学習保障等支援事業、そして小学校保健特別対策事業についてですが、校内の消毒については、小学校低学年は1人では不十分ではないか、かといって先生方にお任せをするのはかなりの負担になるという市民の皆様からのお声をいただいています。そのことは休校中の頃から学校教育部長のほうには申し上げてきました。登校を再開してからやはり大きな負担となっているということは、現場からも伺っています。こういったことについてはどのようにお考えなのか。  低学年の児童の消毒については、もちろん指導だけで十分できるということは分かりません、特にトイレなどで。もちろん指導されると思うのですけれども、先生の手を借りるということは多分にあると思うし、今もそうだと伺っていますので、その辺の見解をお伺いいたします。 94 ◯佐藤弘幸学校教育部長 この清掃の件につきましては、教職員を含め、教職員以外にも、PTAの方々とか学校運営協議会委員の方々にお手伝いをいただいているという話も既に聞いております。学校全体の清掃、消毒というのはかなり時間がかかることでございます。なお、7月からは平常の活動になってまいりますので、時間がさらにないという意味で清掃への負担という話は、各所から聞いております。このことについては、まず2点の視点で対応を考えております。  1点目は、トイレ以外の児童・生徒による通常の清掃活動については、再開をしてまいりたいと考えております。これは大きく2つ理由があるのですけれども、1つはコロナとの闘いからコロナとの共存となってきた中で、やはり学校教育の中でも日常の感染予防につきましては、安全にできる範囲では児童・生徒も行って、その習慣とか考え方を身につけることも必要だろうと考えて、まず通常の清掃の活動を進めることで、少しその部分の負担を減らしていきたいと考えています。  もう一点は消毒作業ですけれども、消毒作業の用品の工夫によって作業の負担を軽減したいと考えています。これまでは、やはり消毒液をまいて拭き取るということもありましたけれども、例えば噴霧するだけでできるものはないかとか、そういった道具の工夫でその時間を減らしていくことで考えていきたいと考えております。  全体としましては、6月16日付で文科省から学校の新しい生活様式が発表されまして、その中では消毒について専門業者等ではなくということも記述としてあるのですけれども、この辺の負担のバランスは、常に学校活動を見ながら適切に対処してまいりたいと思っております。 95 ◯寺岡まゆみ議長 ほかになければ質疑を終結いたします。  お諮りいたします。本件は、会議規則第36条第3項の規定によって委員会付託を省略することに御異議ありませんか。    (「異議なし」との声あり)  御異議なしと認めます。よって委員会付託を省略いたします。  討論に入ります。──別になければ討論を終結いたします。  採決いたします。日程2「議案第53号 令和2年度厚木市一般会計補正予算(第7号)」は、原案のとおり決することに賛成の議員の起立を求めます。        (起立全員)  起立全員。よって本件は原案のとおり可決されました。    ────────────── 96 ◯寺岡まゆみ議長 以上で本日の日程は終了いたしました。  これをもちまして、令和2年厚木市議会第5回会議を散会いたします。    ━━━━━━━━━━━━━━      午前10時52分  散会  上記会議のてんまつを記載し、その相違ないことを証し、ここに署名する。         議 長 寺 岡 まゆみ         議 員 田 上 祥 子          同  渡 辺 貞 雄          同  松 田 則 康 発言が指定されていません。 Copyright © Atsugi City, All rights reserved. ↑ ページの先頭へ...